債務整理でブラックリストに載ると一定期間借り入れできません。

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債務整理をするとブラックリストに載るのはホント?

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消費者金融などで借り入れを行った際には必ず返済しなくてはならないのが当たり前。

でも中には膨らみすぎた借金利息などに苦しめられ最終的には返済をしていくことが出来なくなってしまう人もいます。

そんな方々の救済処置ともいえる債務整理は借金の負担額を減らしたり、返済期間を延ばしたりすることが出来ます。

ですが債務整理をすれば俗に言うブラックリストへと載ることになりますので注意が必要ですよ!

債務整理をするとブラックリストに載って借り入れができない?

債務整理には大まかに分けて4つの方法があり、任意整理「個人再生」「特定調停」自己破産に分けられますがどの債務整理を行ったとしてもブラックリストに情報が載ってしまうことになります。

♦そもそもブラックリストとはなんぞや?


よく金融系の話をしていると出てくるこのブラックリストというワードですが、一体どのようなものなのかをまずはお話ししていきたいと思います。

ブラックリストに載るなんて言い方をするが故に実際に金融会社側がブラックリストに名前を登録しているようなイメージが湧くかもしれませんが、本当のところはブラックリストというのは存在しません。

金融機関ではブラックリストではなく個人信用情報というのを管理しており、ここに借り入れしている人の個人情報(氏名や職業、年収など)が載っており、個人情報に加えて過去の返済履歴なども記載されています。

また個人信用情報機関というのがあり、各金融機関が個人信用情報をそこに持ち寄りどの金融機関でも情報が見えるようになっています。

もし借り入れの返済が遅延してしまったり滞納してしまったりした場合には、この信用情報に事故登録として登録されることになります。

事故登録をされてしまった場合にほかの金融機関からお金を借りようと思っても、個人信用情報機関から情報開示をされて他の金融機関だったとしても信用を勝ち取ることができず借り入れを行うことはできなくなってしまいます。

つまり個人信用情報に事故登録をされることを、俗に“ブラックリストに載る”という言い方をしているわけですね。


もちろん先ほども言いましたが個人信用情報に事故登録をされれば新たに借り入れを行うことはできませんので、債務整理をした際には一定期間新たに借り入れを行うことはできません。

個人信用情報は一定期間記録されます。

債務整理をすると個人信用情報に事故登録をされることになりますが、実はこの事故登録は永久的ではなく、ある一定期間を経過すると消えることになっています。

それぞれ種類によって事故登録をされる期間が変わってきますので見ていきましょう。


任意整理→完済をしてから約5年
*個人再生→完済をしてから約5年
自己破産→面積確定から約5~10年


これはあくまでも目安ですがだいたいこれくらいの期間で個人信用情報から事故登録が消えますので、もし債務整理を行った際にも一定期間を経過することによって新しい借り入れを行うことができます。

基本的に借り入れを行って失敗をしている方が受けるのが債務整理というモノなので、本当に必要なこと以外での借り入れを行うことはしないほうが良い気もしますが、債務整理を行ったからといって借り入れが一生できないわけではないということは事実です。

もし新しく借り入れを行おうと考えている人がいるのであれば、同じ失敗は繰り返さず計画的に借り入れを行うことをお勧めします。

ブラックリストにはなるべく載らないようにしましょう!

一定期間を過ぎれば新たな借り入れが行えると言っても、債務整理ブラックリストに登録をされるということは大きな事実として信用情報に傷がつくことは間違いありません。

債務整理は簡単に行っていいものではありませんので、もし行おうと思っている方がいるのであればそれだけの覚悟を持って行うようにしてください。

将来的に住宅ローンや車のローンなどでも個人信用情報は見られることになり損をするのは自分だと思いますよ!
この記事を書いた人
唐獅子          専属ライター

性別:?
出身地:千葉寄りの東京
趣味:お酒

最近ひげを生やしてるんですけど周りから大不評で悲しいです。
ひげ以外で大人の男を演出できるように頑張ります。
記事も頑張って書いていきます。

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