自己破産が生活にどんな影響を及ぼすのかまとめました。

自己破産と聞くと全ての財産を回収され何もかも失ってしまうと言ったような暗いイメージをもつ方が多いと思いますが、自己破産のあとの生活を正しく行えば想像以上に普通の生活を送ることも可能で、実際そのような方のほうが多いです。
自己破産を検討している方はまずその後のことも考えておくことをおすすめします。

自己破産は一定の財産を回収される代わりに借金が全てなくなるという制度です。
どうしても返済ができない方への最終手段と言えるでしょう。
裁判所に破産申立書を提出して免責許可をもらえれば自己破産が可能になります。

メリットとデメリット

＜メリット＞

・借金がゼロになるので、精神的余裕ができる。

・新たな生活のスタート地点に立てる。

＜デメリット＞

・社会的な信用を失う。

・財産を失う（20万円以上）。

・しばらくのあいだ自己破産が出来なくなる。

こうして見るとデメリットのほうが多いですよね。
とても大きな決断のひとつなので慎重に決めてください。

自己破産をして借金をゼロにするためには裁判所に免責をしてもらう必要があるので、免責を得るまでの間は破産者として扱われます。

破綻者になるとどうなるか

破綻者と認定されると一定の職業に就けなくなってしまいます。
また事故情報として信用情報機関に記録が残ります。
これらの規則を守らないと借金はそのままに制限だけつけられてしまうこともあるので絶対に守るようにしましょう。

免責を受ければ普通の生活が送れる

裁判所から免責を受けることができれば破産差のレッテルはなくなるので制限が緩み基本的には普通の生活を送れるようになります。
そのかわり7～10年の間はお金を借りることはできませんので節制した生活を心がけてください。