自己破産では借金の大きさが重要ではないらしい

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自己破産では借金の大きさが重要ではないらしい

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債務整理をしようと思い立った時に自己破産をするにはどれくらいの借金があれば認可されるのかという疑問が起こりますよね。もし自分の債務でも自己破産をするに足りないと言われてしまったらどうしようと思う人もいるかと思います。スムーズに手続きを済ませるためにもこの疑問の答えが欲しいものですが、果たしていくらの借金があれば自己破産は認可されるのでしょうか?

自己破産では明確な債務額の基準が無い

自己破産では明確な債務額の基準が無い
じつのところ法律上ではいくらの借金が自己破産の条件に当てはまるというような明確な基準はありません。自己破産では本人が過去にいくらの債務を抱えていたかという記録も公開されませんのでこれといった統計も取っていないのです。今のところ債務額を比較するような方法も取らない以上、尚更自己破産するための基準がわかりにくい事になっていますね。
自己破産の方法を取るのは債務を負っている本人の収支に対して、返済が追い付かない状態であるという事が前提なので本人がどのような状況にあるのかを知っておく必要があります。そこで本人の一カ月の収支状況を見て自己破産が必要かどうか判断するのです。
一カ月間収支に対してさらに返済額をマイナスし、数千円くらいのお金が残らなかったり赤字であった場合にこれ以上返済し続けることはできないので自己破産が必要と認められるようです。
自己破産を検討している人は今から一か月間の収支をレシートを取っておくなどして細かく記録しておき計算してみるというのも良いと思います。

債務の大きさより本人の生活状況が基準

自己破産の基準はいくら債務が残っているかということでは無く、返済ができない状態にあるかという事に重点をおきます。
自己破産で借金の基準が明確にならないのは収入が各個人によって異なるためとも言えます。収入が少ない人であっても別段生活苦でも無い人も存在します。同じ債務額であっても収入が純分であれば生活には困りません。
ですから逆に自己破産の基準を決めてしまうと本当の意味で生活に困っていない人であっても、自己破産ができるようになってしまうためあえて基準を明確にしていないのです。満足に生活ができないという人の救済措置であるためにこのような形になったと言えるでしょう。
この記事を書いた人
西陣織          専属ライター

性別:?
出身地:東京のどこか
趣味:映画とか読書とか

コラムばっか書いているライターです。
趣味はインドアだけど妄想だけでどこでも飛んでいける自信があります。 人生頑張ります。よろしくお願いします。

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