生活保護を受けながら生活しているけど債務整理ってできる…？

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受給者の数は年々増している生活保護。
複数の債務があるから生活保護を望む方や返済が困難なため債務整理をしたい（そのため生活保護を望んでいる）方など、受給を望む方はさまざまです。
しかし、果たして生活保護費を借金の返済に充てることは可能なのでしょうか。

債務整理中に生活保護を受けることは可能なの？

借金の返済が苦になり債務整理を行っている最中に生活保護を受けることは果たして出来るのか。
基本的に、生活保護費というのは借金がない状態で最低限の生活もできないであろう人に支給されるお金です。
特に、借り入れがないか詳しく調べるわけではないようですが自己破産をして借金をなくした状態で生活保護を受けるのが一番です。
同じ債務整理である任意整理・個人再生で、借金の減額が認められた場合でも基本的に生活保護を受けることはできません。

生活保護を現在受けていて借金を返済するには？

基本的に、生活保護費を借金の返済に充てるのは好ましくありませんが病気やケガなどで仕方なくかさんでしまった出費であれば仕方ない…と言いたいところですがやはり、生活保護費を借金の返済に充てるのは好ましくありません。
借りたお金は少しずつでも返したいと考える気持ちは素晴らしいですが、生活保護費を受けたくても受けられない方もいますから正しく使い方をしたいものです。
また、借金の返済に生活保護費を当てる行為は認められているわけではありません。

生活保護費を債務整理のための費用や借金返済に充てたら…？

受給している生活保護費を債務整理の費用に充てたり借金返済に充てたりしたことがばれた場合、なにか罰則やペナルティは存在するのでしょうか？
もしそのようなことが発覚した場合は福祉事務所から注意や指導は入ります。
ただ、法的な罰則やペナルティはないのが現状です。
しかし、最低限の生活を送るために支給している生活保護費ですから担当者によっては、借金関係で使ったお金は返すように指導が入ったり場合によっては生活保護費の支給打ち止めということもあります。
ですから生活保護は正しく使うべきなのです。

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