債務整理って周りの人にバレない？

任意整理とは弁護士が代理で融資先と金利引き下げ交渉を行うというだけなので、その間に第三者へと情報が伝わる可能性というのはほぼゼロに近いといっていいでしょう。
弁護士には依頼人の秘密を守る義務がありますし、金融機関も顧客の情報を一般の第三者へと漏らすといったことはありません。
また、手続きなども弁護士に依頼するだけで時間をとる必要がないので、仕事を休んだりして周囲から怪しまれるといったこともないのでご安心を。
任意整理による債務整理を考えている方は秘密がバレルことはほぼないと考えていいでしょう。

民事再生や自己破産では弁護士だけでなく裁判所への手続きが必要となります。
そのため公的機関に記録が残ることになり国が発行する官報に名前が記載されることになっています。
この官報には自己破産の手続き時における申請に嘘偽りがないか一般人に確認する意味も込められているので、一般の方でも図書館やインターネットから無料で閲覧できるようになっているのです。
そのため、周囲に官報に目を通しているという人がいれば債務整理について知られてしまう可能性もあるかもしれませんが、その確率はかなり低いものと見積もっても間違いではないでしょう。
しかし、任意整理と比べて民事再生や自己破産では周囲の知人に知られてしまう可能性はわずかに高くなっています。