過払い金請求に失敗したけど何が原因なのだろう

一昔前は消費者金融などの賃金業者のテレビコマーシャルなどがたくさん打たれていましたね。
某消費者金融のテレビコマーシャルでは、可愛いチワワが出演してたちまち話題にもなりました。
しかし、最近は昔ほどテレビコマーシャルも多くはなく何となく落ち着いてきた印象です。
テレビコマーシャルが頻繁に打たれていた頃は、賃金業者の売り上げも非常に良く業績が良かったのでしょう。
しかし最近は、利息制限法の改定や過払い金請求などの波に押され利息だけで利益を出すのが困難になってきました。

そのため、過払い金を請求しようと思った頃にはもう賃金業者がつぶれているということもあるのです。
業績が悪く過払い金の支払いができない賃金業者もあることでしょう。
ですから、0円和解といい過払い金の返還を免れたり何かと理由をつけて取り引き履歴の開示を拒否したりするのです。
これでは、当然過払い金請求がスムーズに進むわけがないのです。
早めに行動することが大事になってくるということです。

過払い金請求に失敗する理由は他にもあります。
過払い金にはなんと時効がありその時効を過ぎてしまうと、本来自分に返ってくるはずのお金なのにそれを請求する権利すらなくなってしまうのです。
こうなっては悔やんでも悔やみきれませんから、上で記したように早め早めの行動が大切になってくるのです。
さて、その時効ですが期間としては10年という割とゆとりのある時間が与えられます。
10年のゆとりがあるのであればあと数年はゆとりがあるし、過払い金請求は今度でもいいかと考えてしまう方もいらっしゃいますが借り入れをした賃金業者がつぶれてしまうこともありますから、やはり早め早めの行動を心掛けたいものです。

上記では早めの行動を心掛けたいと書きました。
…矛盾するようなのですが早め早めに行動しすぎてもいけません。
というのも、いち早く過払い金の請求をしてやろうと焦ってしまうあまり、あまりよく考えずに弁護士や司法書士を選んでしまうという失敗があるのです。
その、適当に選んだ弁護士や司法書士が良質であればラッキーなのですが中には、悪徳な業者もありますから注意が必要なのです。
弁護士や司法書士事務所に手続き費用の決まりはなく業者によって金額もバラバラです。
取り返した過払い金から手続き費用を必要以上に請求され、結局自分の手元に残ったお金は少なかったなんていう失敗も多いのです。
早めの行動が大事ではあるのですが焦ってはいけないということです。
しっかり無料相談してくれるところであったり、過払い金請求するにあたっての長所・短所をしっかり教えてくれたりする専門家を探しましょう。